ケアマネージャーがするケアマネジメントの手順

ケアマネージャーの一ヶ月の仕事の流れ

(1) 実績報告書

 

新しい一ヶ月が始まると、ケアマネージャーが利用者へのサービス提供をお願いしている
サービス業者から、サービスの利用実績が届きます。

 

ケアマネージャーは、毎月、月末近くに、各サービス事業所に、
提供票を配ります。

 

提供票とは、「利用者へ、この内容のサービスを提供してください。」
と、依頼するための書類です。

 

サービス事業所は、この提供票を貰う事によって、
仕事の依頼が来たと判断し、
提供票の内容に従って、
利用者を通所に連れて行ったり、ヘルパーを派遣するなどします。

 

しっかり仕事をした結果を提供票に書き込んだり、
損事業所独自の書式を使うなどして、
ケアマネージャーに一ヶ月のサービスの利用状況を報告をするのが実績報告です。

 

(2) 請求業務

 

請求業務は、毎月締め切りがあり、
毎月10日までに国民健康保険団体連合会(国保連)に上げなければなりません。

 

もし、10日が土日などの休日であるときは、
その前日の平日に上げることが必要です。

 

請求業務とは、国民健康保険団体連合会(国保連)に、
介護報酬の請求を行なう事です。

 

ケアマネージャーは、先月の実績報告を受け取ったら、
介護保険制度に従い、報酬を請求したり、
保険給付がきちんと行なわれるように請求業務を行ないます。

 

(3) 訪問

 

請求業務が終わり、10日を過ぎると、
ケアマネージャーたちは本格的な訪問をします。

 

勿論、場合によっては、請求業務の合間を縫って訪問することもありますが、
主に訪問は、10日を過ぎてから月末までになります。

 

ケアマネージャーには、色々な訪問先があります。

 

利用者さんの自宅でモニタリングを行い、
行政の介護保険担当窓口でさまざまな手続きをし、
病院の医療連携室で新規の相談を受けたり、
地域包括支援センターで予防介護の人の相談を受けるなど、
その仕事の量はたくさんあります。

 

このように忙しい中で、利用者やサービス事業所などとマメに連絡を取り、
確認・調整を行なって、自分で行動の予定を立てて動いていくことが必要です。

 

ムダがないように、合理的な段取りを立てないと、
利用者やサービス事業所の仕事に、不都合や悪影響を与えてしまうこともあります。

 

ケアマネージャーにはしっかりとしたスケジュール管理力が必要です。

提供票の配付

利用者の自宅でモニタリングを行い、
そのときに、利用票にハンコを貰います。

 

このハンコを貰うと、来月のサービス内容を了承したということになります。

 

利用票にハンコを貰ったら、その内容に従い、
指定したサービス事業所へサービスの提供を依頼します。

 

提供票には、来月の予定が書かれています。

 

間違いなく、当月中に、各事業所に訪問し、提供票を渡すことが必要です。

 

つまり、ケアマネージャーは、月末近くになると、
サービス事業所を回って、提供票を配るという仕事が主になってきます。

 

サービス事業所に行き、相談員さんに会うのですから、
提供票を私だけでなく、
サービス事業所の相談員さんに、自分が担当している利用者が
サービスを利用している様子を聴くとよいでしょう。

 

そうすれば、モニタリングの時には知ることができなかった、
実際のサービス利用の際の様子を確認することができます。

 

そのように仕入れた情報はとても大切です。

スケジュールを立てて行動を!

このように、一ヶ月ごとに、ケアマネージャーがすべき仕事があります。

 

利用票と提供票も、一ヶ月ごとの予定で組まれます。

 

ケアマネージャーの仕事のなかには、忘れたり、抜けてしまったりすると、
事業所の介護報酬を減らされてしまうものもあります。

 

限られた時間の中で、毎月大変ですが、
きちんと責任を果たすことができるよう、
自分で間違いのないスケジュールを立てて、行動する様にしなければなりません。