ケアマネージャーがするケアマネジメントの手順

利用票と提供票

ケアプランにサインを貰ったら、サービス担当者会議は終了です。

 

ケアマネージャーは、その後の予定を説明し、退席します。

 

初回のサービス担当者会議では、
ケアマネージャーが帰った後、サービス事業所と利用者が
その場で契約するのが一般的です。

 

ですから、初回のサービス担当者会議は速やかに行うことが必要です。

 

サービス担当者会議で、修正意見が出た場合は修正し、
提案したプランがそのまま了承された場合は、
ケアマネージャーはその場で「利用票」への捺印を貰い、
提供票をサービス事業所へ渡します。

 

・利用票とは

 

利用票とは、ケアマネージャーが同意を得たプランに従い、
一ヶ月ごとに利用するサービスの種類や予定日、時間を記入をしたものをいいます。

 

利用票には、利用者本人がそのサービスの利用に同意したという
本人の了承の印を貰うところがあります。

 

印を貰わなければ、本人からサービス利用の同意を得たことになりません。

 

ケアマネージャーは、毎月の訪問のときに
モニタリングをした上で、来月分の利用票に印鑑を貰います。

 

印を貰ったら、利用票は大切に保管します。

 

また、利用票には、利用票別表があります。

 

この利用票別表には、各サービスの単位数や介護保険料、
自己負担分などが記載されています。

 

・提供票とは

 

提供票は、利用票の内容に、利用者から同意を得ることができたら、
そのままの内容で提供票を作成します。

 

提供票は、本人が同意した来月使用するサービスの種類や予定日、
時間を記入します。

 

そして、提供票にも利用票と同じように、別表があり、
その内容も利用票と同じように、各サービスの単位数や
介護保険料や自己負担分が記載されています。

 

しかし、この提供票はサービス事業所に提出するものですから、
本人がはんこを押す欄はありません。

 

この提供票をサービス事業所に出すと、
「来月この内容に従い、サービスを提供してください。」
と、依頼することになります。

 

・利用票と提供票の書式など

 

利用票と提供票には、行政から指定されている決まった書式はありません。

 

ですから、事業所でもれなく内容を記入することができるような書式で
作ることが可能です。

 

サービス担当者会議で、ケアプランの内容に修正があると、
利用票も提供票もムダになってしまいますが、
特に修正が無ければ、その場で利用票に印鑑を貰い、
提供票をサービス事業所に渡すことができるので、手間を省くことができます。

 

サービスの利用が開始されると、
翌月からモニタリングを行い、利用票への同意のサインを貰い、
その後、提供票をサービス事業所に毎月提出するという繰り返しになっていきます。